Riki

INTERVIEW

私と時間、私と仕事。
My Time, My Work.

さまざまな職種の人たちに
〈Riki〉の時計を着けてもらいました。
仕事での時間の過ごし方から、
時計との付き合い方が見えてきます。

武内舞子さん
PEOPLE VOL.01

武内舞子さん

家具職人

タイムレスで洗練されたインテリアを
生み出すブランド〈KOMA〉。
そこで働く家具職人・武内舞子さんの、
仕事と時間の関係とは?

Interview | 2018.9.17 Wed.

 職人の朝はちょっぴり早い。「いつも朝8時にはアトリエにいますかね」と語る武内舞子さん。インテリアブランド〈KOMA〉で活躍する若き家具職人だ。「ベースとなるデザインは親方のものですが、作業の進め方と時間配分は任せてもらっています。届いた木材を整え、カットし、削って、組んで。と、終業の5時半まで手が止まらないように心がけています。ときには、タイムアタックといって時間を計って集中することもあるんです」。

武内さんに着用してもらった〈Riki〉 伝統色シリーズ「鴨頭草」(つきくさ)。

武内さんに着用してもらった
〈Riki〉 伝統色シリーズ「鴨頭草」(つきくさ)。

 アルバイトから〈KOMA〉に合流して5年。今では椅子部門の最終行程である“仕上げ”も任されるようになった。そんな忙しい日々を過ごす武内さんに今回着けていただいた時計は、〈Riki〉伝統色シリーズ「鴨頭草」(つきくさ)。日本古来の伝統色を使った時計を着けてみる武内さん、「優しい色合いが好きですね。私はケータイをずっと見ているのが苦手で、だから時刻は時計で確認したい派なんです。それに、時間を常に気にしている仕事なので、さっと見られるからいいんです」と語ってくれた。たしかに、ケータイで時間を確認する様子よりも、作業中に時計を一瞥するだけの所作の方が、ずっと自然で、ずっとエレガントです。

親方が作った椅子の見本を元に限りなく再現性を高めていく。組んだフレームを削って成形していく作業風景。

親方が作った椅子の見本を元に
限りなく再現性を高めていく。
組んだフレームを削って成形していく作業風景。

 武内さんが時間を気にするのは、仕事のスケジュール管理のためだけではないようです。「お昼ごはんの時間ですかね。私の、というより、職場のみんなのお昼を私が作っているので、調理し始めるタイミングは仕事とはまた別で気にしています。最近だとなぜかガパオライスが人気でした(笑)」。
 また、最近は〈KOMA〉の家具の展示のために海外出張に行く機会も増えてきた武内さん。「この間も上海に行ってきたんですが、身だしなみとしても、ビジネストリップで時計を着けている、ということを自然にできるようになりたいですね」。

松岡さんがデザインした椅子〈cocoda chair 2017〉の製図と、〈Riki〉 伝統色シリーズ「鴨頭草」(つきくさ)。

松岡さんがデザインした椅子
〈cocoda chair 2017〉の製図と、
〈Riki〉 伝統色シリーズ「鴨頭草」(つきくさ)。

 今回、武内さんが着けた〈Riki〉伝統色シリーズは、ジャパニーズモダンデザインのパイオニアである渡辺力がデザインしたアラビア数字が特徴です。見やすさ、美しさを追求した腕時計は、さまざまな決断をしなくてはならない職人の仕事道具の一つとして、常に共に寄り添ってくれます。〈KOMA〉の親方・松岡茂樹さんが描いた椅子のデザイン画には、その大きな特徴でもある曲線美が繊細に描かれていました。武内さんも「仕上げには終わりがないんです。だから、どこかでおしまいと決めないといけないんです」と語ります。そんな時間との兼ね合いも、手元の腕時計がきっと教えてくれるはず。

着用モデルAKQK44210,500円+税

AKQK442

SERIES LINEUP

PROFILE

武内舞子

武内舞子

たけうち・まいこ|1993年、4代つづく大工の家系に生まれる。家具工芸学校を卒業後、2013年から〈KOMA〉でアルバイトをスタート。現在は椅子部門の一番弟子として、日々作業に励む。

〈KOMA〉|一点モノのクオリティと美しさを満たした製品づくりをコンセプトに、家具職人の松岡茂樹が2003年に設立した家具ブランド。2年連続でウッドデザイン賞を受賞するなど、国内外で注目を集める。今年の12月には『伊勢丹 新宿店』での展示も予定されている。○東京都杉並区上荻1-24-10 1F ☎03-6383-5585 営:10:00~17:00 水、木曜日休み。http://koma-shop.jp/

photo: Toshiyuki Imae edit: Kaori Nakada